「まさか もう 自分の身に起きるなんて…」
いつかは・・と思いながらも いつか 介護認定とやらは必要になるとは思っていましたが
そうなんです。 だれもが いつかは 来るんです。当たり前に・・
身内に必要なときが来るとは思っています。今回直面したとき・・
何も知らない自分を発見。友達にはたくさん 介護関係のお仕事をしていて老健や特養と職場の話も聞いているのに・・「えっ!? 何が違うのか知らないし、自分の親の場合 何を探したらいいの!?」と恥ずかしながら 分からなくて・・
現在同居母は 老健(介護老人保健施設)のデイサービスに週2回通所中。
そこで少しずつ分かってきた 老健と特養の違い・・
介護認定 は聞いたことはあるぐらいで いつかはとらないと・・と思うぐらいの呑気な生活を
しているなか・・突然 膝が痛くて 歩きにくい状態に。
支えないと歩けない状況に 「えっ!?このまま 仕事もいけなくなるの!?
このまま ずーっと わたし 付き添いながら過ごすの!?」
もう 不安と 単身先の夫への 不満。当たりどころのない状況に・・
いざとなると 何からどうしたらいいのか!?
そういえば 以前義母が入院したとき看護師さんに「介護認定取られてますか!?」と聞かれて
そのとき「今後のために とってたほうがいいかもね」と言われたことを思い出し・・
何となく 介護認定というものに わからないからハードルが高く感じてた。
義母に 「介護認定聞いてみようか!?」と 聞いたとき
「いや 介護認定って わたしはまだ大丈夫やわ〜」と。
そうなんです。 介護認定 ということへの ハードルが高かったのです。
そりゃ 元気で 日常生活 できるのに 認定は無理だろけど・・
動けない状況になってるのに さすがに わたしも 困る!と 心で思いながら・・
義母の介護認定への不安に対して なんて話そうかと思い・・
「お母さんの 日常生活が今より もっと 過ごしやすくするために
今まで 長いこと介護保険かけてたんだから 相談だけでもしてみよう!」と説得。
といっても 私自身 どのようにしていいかわからなかったので 市の広報やらネット検索して
まずは 地域の 地域包括センター にということがわかったので とりあえず電話してみました。
地域包括支援センターの利用:
- 地域に住む65歳以上の高齢者や、高齢者に関わる人なら誰でも利用できます.
- 相談は無料です.
- まずは、お住まいの地域にある地域包括支援センターに相談してみましょう.
区分 | 概要 | 利用できるサービスの例 |
---|---|---|
非該当 | 自立して生活できる | 地域包括支援センター等の相談支援など |
要支援1 | 軽度の支援が必要 | 介護予防のデイサービス、ヘルパー利用(軽度) |
要支援2 | 要支援1より支援が多い | 同上、少し手厚い介護予防支援 |
要介護1 | 部分的な介助が必要 | デイサービス、訪問介護、福祉用具など |
要介護2 | 中程度の介助が必要 | 入浴や食事の介助が増える |
要介護3 | 日常生活にかなりの介助が必要 | 特養入居も選択肢に |
要介護4 | ほぼ全面的な介助が必要 | 施設入所レベル、夜間介助も必要に |
要介護5 | 常に全面的な介助が必要 | 介護付き施設や特養、在宅介護でも24時間支援が必要 |
✅ 介護認定の方法(流れ)
- 【申請】
- 市区町村の介護保険担当窓口で申請します(本人または家族、ケアマネジャー、施設職員などが代理で申請も可)。
- (わたしの場合 どうしていいのかわからなくて 真っ先に 地域包括センターに行き
相談させて頂きながら手続きを 行いました) - 必要なもの:
- 介護保険被保険者証
- マイナンバー
- 主治医の名前・医療機関名
- 【訪問調査】
- 市区町村の調査員が本人の自宅や施設に訪問調査を行い、心身の状態や日常生活の状況をチェック(74項目)。
- 【主治医意見書】
- 市区町村から依頼された主治医が、本人の健康状態に関する意見書を提出します。
- 【一次判定(コンピューター判定)】
- 訪問調査の結果をもとに、全国共通のコンピューターシステムで一次判定が行われます。
- 【二次判定(介護認定審査会)】
- 一次判定と主治医意見書をもとに、医師や看護師、介護福祉士など専門家で構成された認定審査会が総合的に判断します。
- 【認定結果の通知】
- 原則申請から30日以内に「要介護認定結果通知書」が届きます。
- 認定されたら、「介護保険被保険者証」に要支援または要介護の区分が記載されます。
【今回わたしが 地域包括センターに相談いってからの流れ】
1️⃣ わたしの地域担当の地域包括センターの場所・連絡先を調べる。
2️⃣ 電話にて 訪問日時決める。(母は行かなくて わたしだけ訪問)
3️⃣ 包括センターにて、現在の状況、認定受けたら何を希望したいか!を具体的に相談した。
(当時 膝が痛く動きにく状態だったので、シルバーカーのレンタル希望や外出が少ないため
デイサービスなども検討していきたい・・と伝える)
4️⃣ 担当の方から 必要書類等 市役所に提出していただき、後日 ケアマネージャーさんと
包括センターの方 お二人が 義母本人との状況の面談。 必要書類 代筆でわたしが記入。
5️⃣ 市役所の福祉 調査員の方から 訪問面談の 日時連絡あり。
6️⃣ 市役所の訪問調査員の方 お一人 来られ わたしも 一緒に母への面談。
15分ぐらいの 調査で 色々質問に答えてました。身体の動きもみられてました。
7️⃣ 普段 行く病院の担当先生宛に 市から「健康状態に関する意見書」が郵送され
担当医師からの意見も問われるようでした。
ケアマネさんから 担当の先生に事前に 意見書の手紙が届くことをお伝えしたほうがスムーズ
だとアドバイスいただいたので(そりゃ 突然 届いたら先生もお忙しいし〜)
前もって わたしのほうで 作成いただけるようお願いをしておきました。
快く承諾くださり やれやれ。
(普段から定期的に利用できるかかりつけのお医者さんは必要ですね)
8️⃣ 1ヶ月以内に 要介護認定結果通知書 が届きました。 義母は要支援2。
9️⃣ ケアマネさんと 今後について相談。
希望のシルバーカーレンタル。 ベッドもレンタル希望しましたが、要支援2では借りれなかった〜
このときデイサービス 進められましたが 母は拒否。
一応 パンフレット 頂き 色んなカラーのデイサービスがあることを説明いただきました。

とりあえず 介護認定を受けて まず 少しずつ利用方法がわかってきたな〜というとこです。
実は 初回の認定は 要支援2 だったのですが、2回目の認定が要支援1になりました。
喜ぶべきなのですが・・その後 腰の骨を折ったり 膝が悪くなったりで 再申請しました。
自宅で入浴が無理になったので デイサービスでの入浴介助もお願いしたかったので。
高齢者は ほんとに 体調も変わりやすく 更新まで待ってられないことも多々あります。
自宅だけでは 無理! と 思うことは大切ですね。
今回 本当に デイサービスがあることで 助かっています。
老健(介護老人保健施設)と特養(特別養護老人ホーム)の違い
知ってるつもりが イマイチ違いが分からず・・もう 知っていたほうがいいタイミングになってきまし。 義母は 通う施設は 老健(介護老人保健施設)になるようです。
現在 在宅と週2回の入浴メインで デイサービスにお世話になりながらの生活。
ショートステイも なにかのタイミングで利用することもあるかもしれないので・・
施設から提出用の内容に沿った 健康診断も受け提出しています。
そういうことからでも 事前準備はわたしの安心材料にもなります。
項目 | 老健(介護老人保健施設) | 特養(特別養護老人ホーム) |
---|---|---|
目的 | 在宅復帰・リハビリ | 長期的な生活支援 |
対象者 | 要介護1以上(リハビリが必要な人) | 原則 要介護3以上の高齢者 |
利用期間 | 原則3か月〜6か月程度(短期) | 長期利用が前提(期間制限なし) |
医療体制 | 医師やリハビリ専門職が常駐 | 最低限の医療対応(看護師常駐) |
生活支援・介護 | 〇(介護+リハビリ中心) | ◎(生活介護中心) |
費用 | やや高め(リハビリ費など含む) | 比較的安価(所得に応じた減免あり) |
入所のしやすさ | 比較的入りやすい | 入所待機が多い場合もある |
退所の可能性 | リハビリ終了後、在宅復帰が前提 | 原則退所なし(終の住処) |
老健(介護老人保健施設)って!?
地域の介護の拠点施設。入所だけが目的ではなく・・在宅生活ができるように支援してくれる施設。
介護保険で多くの人が1割負担で利用してる施設。
終身の施設ではない・・と思っていたのですが・・
普通の病院は すべての人が退院や転院しないと成り立たないですが、老健は3ヶ月とは言われてるようですが、仕組み上 必ずしも3ヶ月ではなく何年も利用していたり 結果的に看取りになられるかたもおられるようです。
ただやはり 基本は 終身ではない と思っておくのも先を考えて行動するために必要かと思います。
老健は、要介護1以上〜で入所が可能。 老健を特養の待機場所として上手く利用したら
ずっといつ空くか不明で 在宅で待ってるより、老健を利用しながら待機待ちも良さそうですね。
【多くの老健は入居以外のサービスがある】
入居以外のサービス・・いわゆる 「デイ」
デイにも2種類あって 「デイサービス」と「デイケア」
「デイサービス」・・医師やリハビリ専門職の配置義務はありません。
半日のみ、 リハビリ特化型、手芸やお花。各施設の色々なレクレーション的な
特徴があります。
「デイケア」 ・・デイケアは医師やリハビリ専門職の配置義務があります。
料金はデイサービスより高くなりますが、リハビリ中心になります。
*デイサービスと デイケア の併用も可能とのことなので
現在 義母は デイサービスだけなので 今後 併用もいいかなと思いますが・・
きっと 母が 別の施設にも行くとなると 嫌だと言う予感・・
特養(特別養護老人ホーム)って!?
特養は24時間介護がついている終身の施設。 介護保険で運営されてるので比較的安価と言われてる。
収入による減免措置もあります。 待機まちの方が多いと嘆きの声はちょこちょこお聞きします。
要介護3以上からの利用になるので・・今現在はうちの場合は無縁な状況ですが
今後のために これからも追って学びたいです。
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